3人息子と子育て論雑記

息子3人。一号小学2年。二号小学1年。三号2歳の子育て、教育のはなし

夏休みの宿題にお悩みの方へ

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もう8月下旬で、子供達の夏休みもおわりますね。夏休みと言えば、親も子供も頭を悩ませる、そう宿題です。

我が家では、夏休みに突入する子供たちの浮かれ気分を前に、前年度の一号君の体たらくを反省し、7月中に宿題を終わらせることを、私が高らかに宣言したのです。そして、学校から帰るや否や、子供の宿題を全て洗い出す作業が始まりました。

ワーク、漢字の書き取り、音読、絵日記、観察日記、絵画、工作、作文と、多岐にわたる宿題を子供も親も把握することが一番の肝です。私の地区の小学校だけかもしれませんが、種類が本当に多い!

にもかかわらず、うちの一号君は、夏休みの目標を先生と相談して決めるプリントに、何と自主的な宿題を3種類もプラスして書き込んでいるのです!!真面目で怠け者でお調子者の性格なのでしょう。計画段階では意気揚々と自身の不足を補う学習を考えるのですが、さあそれを実行する段になると、怠ける怠ける。催促すると怒り出す始末。長期の休みに入る度に、同じことを繰り返しているのです。

さて宿題を全て把握し、その後やることは、宿題の予定表の制作です。これは、宿題の中に毎日の出来事を書く一行日記のようなプリントがあるので、そこに宿題をこなす予定を書き込んでしまいます。一行日記の限られた文字数なので、宿題に番号を振り、1日ずつ番号を書かせました。これを受けとった先生は、ひたすら数が書き込まれた日記を見ることになるのですが、そこは割り切りました。

 

宿題の予定表ができれば、あとはそれに沿って毎日の日程をこなすことだけです。と言っても、我が家の怠け者たちにはそれが大変で、終わった宿題を居間に貼り出しすことでモチベーションを上げたり、7月中に終わったらパソコンを買ってやるとニンジンをぶら下げたりして、何とか乗り越えました。一番は、あの手この手で宿題をさせた妻の頑張りです。

 

と言うことで、今夏の宿題は無事終わったのです。

最後にこの計画を行った動機として、予定を組んでこなすことを学んでほしいかったことがあります。まだ1・2年生なので自分で予定は組めませんでしたが、長期休みの度にこれを続けることで、少しずつ自分たちでやるように仕向けたいと考えています。

また、一日の課題さえクリアすれば、その後は憂いなく遊べるという心理的な負荷を和らげる効果も期待したのですが、子供達は宿題がまだ残っていることに、そこまでの心理的負荷は感じていないようでした。

一番良かったのは、宿題をしないストレスを親が感じる期間が短いことかもしれません。